なかなか見る機会の無い作業ですので、 出来るだけ解りやすくまとめてました。
もしお芝居や舞踊会を見る機会がありましたら、
少しでもかつらの事を気にかけて頂けたらと思います。 |
| 1. |
型を頭に載せその人の頭の膨らみに地金を合わせていきます。
地金は女形はアルミ板、立役は銅板で出来ています。
私達の間ではこの段階を”かつら合わせ”と呼んでいます。
ここがかつら屋の腕の見せ所!?です。
如何にその人の頭の形にフィットさせる事が出来るかでその後のかつらの善し悪しが左右されるのです。 |
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| 2. |
合わせた地金を組み立て諸所のパーツを付けられる準備をしておきます。立役の地金は錆止めの為”漆”を塗り焼き付けます。同時に地金から型を取りその型に合わせて網(亀甲織りのチュール)を貼りその網に”人毛”を結んでいきます。日本髪を結うには人毛でなければなりません。また網 に毛を結ぶ作業を私達は”通し”と呼んでいます。この網に通した部分が被る方の
”生え際”になる 訳です。私達は被る方の顔・年柄・役柄等をイメージしながら、通し上げていきます。これもかつら合わせ同様に気を遣う作業です。
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| 3. |
通し上がった網やその他のパーツを地金に取り付けていきます。この時通し上がった分だけでは髪の量が足りないので三味線糸に毛を編んだ物(簑編み)や羽二重に毛を通した物(脳天部分はタマゴまたは抜き出しと呼び、襟の部分は襟羽二重と呼びます)を足して髪の毛の量を増やしていきます。最後に地金の裏側に汗止めの裏打を貼ります。
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| 4. |
全てのパーツを付けたら完成です。そして出来上がったかつらを今度は”床山さん”が結い上げていきます。この作業は床山さんの腕の見せ所です。色々な結い方があるのは勿論ですが、
同じ髪型でも年柄・役柄等により微妙に違いがあるのです。それを如何にかつらで表現するかが床山さんの一番の仕事と言っても過言ではありません。
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| 結い上がったかつらの一例は結い上げ例から |
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